鎌倉見立 猛暑日無縁の標高550mの高みから

日常生活のエポックな出来事

防火水槽の蘇生‐1.ヘドロ除去を南丹清掃に依頼しました。

依頼に至るまでの過程

 拙宅に隣接する防火水槽(およそ縦3間×横5間×深さ1.5m)、一体だれが管理し保全の任を負っているのか。10数年まで、私が移住する前までは、自治会で清掃したことがあるとの証言を得ても、昨今の自治会役員に尋ねても明言を避けるような状態でした。
 そこで昨年、22年度の副区長の名のもとに亀岡消防署を管轄する京都中部広域消防組合の環境課に調べていただきました。結果、当該防火水槽は「市の管轄ではなく自治体の管理」という事が正式に判明しました。

 昨年、その旨を自治会に報告し、「この防火水槽の保全は自治会の任」のコンセプトを得ることができました。大雨予報の前日に、現状調査のために水槽の水を20数㎝ほど残して放水したところ、堆積したヘドロの量にびっくり。長靴の半分、20㎝のヘドロの排除は、とても素人の人海戦術はでは無理と報告。10月に専門業者である南丹清掃に見積もりを依頼することで、この事業が一歩前進しました。

 

6月16日金魚捕獲作戦

21匹の金魚のおかげで、毎夏ボウフラもわくことなく、快適に過ごせています。水槽を空っぽにする作業と同時にこれらの金魚を捕獲保護することに。夏祭りの「金魚すくいのための水槽」を借用し、無事全員捕獲のはずだったのですが、数匹は放水の流れに巻き込まれて、行方不明に。また翌々日、暑さの為か酸素不足の為だったのか、大きな20㎝サイズの3匹が昇天。かわいそうなことをしてしまいました。この一連の作業を目にしたご近所さんが金魚を4匹、2匹と請われて、嫁ぎ先が決まったのは嬉しいことでした。手元に残ったのは7匹。元気に育ってほしい。

 

ここまで水位を落として、明日の作業に備えました。

6月17日 南丹清掃さんによるヘドロ除去実行

午前9時、手前の黄色が高圧洗浄車・後ろの白色が特殊吸引車、そして作業スタッフ2名が到着。実に頼もしい南丹清掃さんの装備チームです。

早速吸入作業が開始されました。馬力のある吸入で、みるみるヘドロが吸い込まれていきます。

しばらくするとほとんどの底面のヘドロが吸い込まれましたが、壁面にまだこびりついてます。

壁面のヘドロは高圧洗浄機で洗い流してくださいました。丁寧な対応です!!!

壁面を洗った汚水の吸入作業です。

このワッカ跡は何かわかりません。業者さんに尋ねても???

10時30分作業終了。さすがに地元で発展と貢献されている南丹清掃さんの手際の良さはまさにプロ集団。見事なヘドロ除去作業でした。ご担当くださった山本一文部長、スタッフの皆様ありがとうございました。すっかりきれいになりました。この日になって、この防火水槽の底面が黒い素材で防水加工されていることを知りました。(写真提供 ㈱南丹清掃さま)

後日談

6月18日午前
・9時   次年度の水道委員会事業にかかわる見積もりのために配管工事業者が来所
・10時 自治会役員のS氏によって、防火栓からホースを引っ張りだして放水することに。まさか鉄さびがこびりついた水が出るとは知らず、10数秒間、茶色の水が入ってしまいました。真水を期待しただけに残念。その後、15㎝ほどの水を貯え、あとは梅雨の降水に期待することに。

午後 心配しながら7匹の金魚を放流。元気に泳ぎまわる姿に安堵しました。

 

7月19日 

・一カ月がたって水位は60㎝ほどに。水の透明度は期待に反して、グリーン色に。グリーンウォーター現象というらしい。

茨木のユニバーサル園芸に立ち寄って尋ねたところ
・水草では解決しない、とおっしゃってガーデンの池にご案内してもらった。なんとアルバイトが2人、一所懸命底面と側面をたわし状のものでゴシゴシ。「これしかないんです。透明な池を保つには!」と。「水が巡回しているびわ湖にしろ、透明じゃないでしょう、この季節は特に。バクテリアの活動期ですからね。」

・清らかな清流の池・・・夢か。とにかく多少なりとも日陰のために、水草だけ金魚のために入れてやろうと思っています。

salt-and-fresh.com

カエルが5匹が仲間に。カエルの名前を教えてください

トノサマガエル、でしょうか?